健康ブーム

である。


本屋に行き、雑誌コーナーを見る。
マクロビオティック、玄米、ヨガ、豆乳…
なんて言葉が、ずらずらと並んでいる。


これらを否定する気持ちは全然ないんだけれど、
読んでいると寂しい気持ちになるのは私だけだろうか。


私達が食べているお米や野菜は、
どこかの誰かが、毎日育ててくれたものだ。
私達が食べているお肉や魚は、
どこかの誰かが、毎日獲ってきたり育ててくれたものだ。


食べることは楽しい。
うまいし、体を元気にしてくれるし、食べ物や人に感謝できる。
まさに、「いただきます」「ごちそうさまでした」という気持ち。
これが1番根っこの大事な気持ちなんじゃないだろうか。


レシピ、きれいなモデルさんの写真を載せ、
やたらストイックな食生活をすすめるものは、見ててさみしい。


レシピを載せるんだったら、農家さんのインタビューも載せるものであってほしい。
健康的な食生活をすすめるんだったら、それを楽しんで実践している人を
具体的に、多く載せてほしい。


と思っていたら、それをしている雑誌があった。
「うかたま」(農山漁村文化協会)だ。
(写真を貼り付けたかったんだけど、見つかりませんでした。
 ごめんなさい。代わりにリンクを貼りました。)
http://www.ruralnet.or.jp/ukatama/