クリスマス

ハッピークリスマス!
いかがお過ごししょうか。


クリスマスと聞いて思い出すのは、
いつだったか、小学校低学年の時。


クリスマスの数日前。
「サンタに渡しといてあげるから、欲しい物を手紙に書きなさい。」
母親に言われ、紙と色鉛筆を取り出し、
黙々と書いた。
かなり気合いの入った手紙だったように思う。


当時私が欲しかったのは、
おもちゃのミニチュアの洗濯機。
洗濯機の絵を描き、色を塗り、
細々とした機能を書き加え、
値段、販売元の会社、
どの店でそれが安く売っているか(自分で広告を見比べた)、
ミニチュア洗濯機への熱い想いを書き加え、
母親にたくした。


クリスマスイブの夜が明け、
目が覚め、
はちきれんばかりの気持ちで枕もとを見ると。
そこには。
「クイズ、商売ショーバイ」
の箱入りのゲームが置いてあった。
その日、私の心中がどんなに荒れ狂っていたかは、
ご想像におまかせする。


さらに、その後、母親の引き出しから、
その手紙が出てきた。


サンタを信じていた子供心に
きっぱりと決別した瞬間であった。


まぁ、(サンタの正体であった)親にしてみれば、
靴下1足洗えるか、洗えないか、という意味不明の洗濯機よりも、
ワイワイと複数人で遊べるゲームの方が妥当だ、
という気持ちも、もっともであろう。


みなさんは、どんな想い出がありますか?