使い捨てカイロを、使い捨てずに

研究室でまったりとしている時、
「使い捨てカイロ」の話になりました。


きっかけは、
「使い捨てカイロを少し使った後、
密閉して冷蔵庫などに入れておくと、再び使える。」
という後輩の女の子の言葉。
カイロの中身は、
鉄粉、活性炭、食塩水、それに酸素。
カイロの暖かさは、
鉄粉が酸化される時の発熱。
密閉することで、
1度始まった鉄の酸化が止めることができ、
取り出すと、再び残りの鉄の酸化が始まるため、
暖かいそうな。
・・・衝撃!
確かに言われてみれば、その通り。


その場で、女の子が、
「使い終わって冷えたカイロに食塩水を入れる」
というプチ実験をすると、
またカイロがホカホカになっていました。


言われてみれば単純に理解できる話なんだけど、
思いつくことがすごい。


以前、
「太陽が大きく見える日があるんだけど、それってなんで?」
という話が出た時に、
「地球を包む空気で、太陽の光が屈折するから、
 大きさが違って見えるんですよ〜。」
と、ふんわり答えていた彼女。
(今その内容を思い出しながら書いているのに、
 理解さえ再びあいまいになってきた私。)


「ふと何かを疑問に思って、その答えが思いつくこと。
 それって、もはや1つの特技だよなぁ。」
と思いました。
視点が、おもしろい。