いわさきちひろ
いわさきちひろさんの本を買いました。
- 作者: ちひろ美術館
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2007/03/15
- メディア: ムック
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童画家です。
いわさきちひろさんの絵とプロフィールが、
まるまる一冊載っている本です。
水彩画のふわっとした絵のイメージが強いですが、
それは、20代後半からの話で、
それまではわりとシャープな絵を描いていたようです。
シャープってどんなんやねんって、今思いながら書きましたが、
まぁ、激しいようなスパッとした絵です。
興味のある方は、見てみてください。
おもしろいなと思ったのが、以下の2つ。
・絵を見た人の中には、
「実際の子供は、こんなにかわいらしいばかりではない。リアル感がない。」
という批判をする人もいて、泥臭さを無理矢理出そうとした時期があった。
・自分の息子をモチーフに描いていた絵も、かなり多い。
話はバラバラしますが、
見ててときめいた絵が、「もしもしおでんわ」という本の、
「ねむそうに電話をとる女の子」という絵です。
目をこすっている手がにじんで、
もはや指なのか指じゃないのか分からない感じ。
手の部分が透けて溶けている感じが、いかにも「ねむい〜」という感じで、
ぐっときました。
そんな感じです。