いわさきちひろ

いわさきちひろさんの本を買いました。

別冊太陽 いわさきちひろ

別冊太陽 いわさきちひろ


童画家です。
いわさきちひろさんの絵とプロフィールが、
まるまる一冊載っている本です。


水彩画のふわっとした絵のイメージが強いですが、
それは、20代後半からの話で、
それまではわりとシャープな絵を描いていたようです。


シャープってどんなんやねんって、今思いながら書きましたが、
まぁ、激しいようなスパッとした絵です。
興味のある方は、見てみてください。


おもしろいなと思ったのが、以下の2つ。
・絵を見た人の中には、
「実際の子供は、こんなにかわいらしいばかりではない。リアル感がない。」
 という批判をする人もいて、泥臭さを無理矢理出そうとした時期があった。
・自分の息子をモチーフに描いていた絵も、かなり多い。


話はバラバラしますが、
見ててときめいた絵が、「もしもしおでんわ」という本の、
「ねむそうに電話をとる女の子」という絵です。
目をこすっている手がにじんで、
もはや指なのか指じゃないのか分からない感じ。
手の部分が透けて溶けている感じが、いかにも「ねむい〜」という感じで、
ぐっときました。


そんな感じです。