今年の大河ドラマ
江〜姫たちの戦国〜」についてです。


日曜日の夜にテレビで楽しみに見ているのですが、
小説も、読んでみました。

新装版 乱紋 (上) (文春文庫)

新装版 乱紋 (上) (文春文庫)


テレビとこの小説では、
(歴史ものなので)本筋の話は同じなのですが、
江の性格が正反対だったり、
随所で話が異なっていて、比べてみるとおもしろいです。


テレビでは、自分の感情を素直に表現する活発な女性として描かれていますが、
小説では、寡黙でどちらかといえば不器用な女性として描かれています。


ちょうど最近放送されていた、
最初の嫁ぎ先だった佐治一成(さじかずなり)との離縁も、
テレビでは、秀吉から「茶々が病気だから早く帰ってこい」という嘘の手紙が届き、
それに引っかかってしまい、無理やり引き離されてしまった、という流れになっています。


一方で、小説では、
意識的に、2人の間で選び取って決めた、という風に描かれています。