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- 作者: ダニエル・タメット,古屋美登里
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/06/13
- メディア: 単行本
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サヴァン症候群とアスペルガー症候群
(どちらも脳の発達障害)を生まれつきもっている
イギリス人の自伝。
音楽、美術、数学など右脳が働く分野で、
秀でた才能をもっているが、
聴覚や触覚に敏感すぎるために、
日常生活を送ることが難しい。
小さい頃には、
その性格のためになかなか周囲に馴染めず、
ずいぶんと苦労をした話が書いてある。
そんな人が、
自分の得意な能力を静かに伸ばしていって、
(数字や言葉を扱う分野)
パートナーに出会って、という話が書かれてある。
(自分がゲイだということも、隠さずに書いてある)
小さい頃の話は、
切ないようなすっぱいような話だけれど、
年齢が上がるにつれて、
やっと歯車が回っていくような感じだ。
すべて一人称で書いてあるので、
エッセイ風で読みやすい本です。